国立・公立・私立の違いは学校種によって効き方が変わる
公開 / 学びの窓口 編集部
全国 55,593校の設置者は、国立 395校、公立 35,459校、私立 19,739校です。合計だけを見ると公立が多いのですが、学校種ごとに見ると、この順番はひっくり返ります。「公立が基本」という前提がどこで崩れるかを、校数で確かめます。
学校種ごとに割合がまるで違う
| 学校種 | 国立 | 公立 | 私立 | 私立の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 幼稚園 | 47校 | 2,183校 | 5,714校 | 71.9% |
| 幼保連携型認定こども園 | 1校 | 1,103校 | 6,854校 | 86.1% |
| 小学校 | 66校 | 18,069校 | 252校 | 1.4% |
| 中学校 | 67校 | 8,914校 | 783校 | 8% |
| 高等学校 | 15校 | 3,422校 | 1,466校 | 29.9% |
| 特別支援学校 | 45校 | 1,143校 | 16校 | 1.3% |
| 大学 | 85校 | 104校 | 636校 | 77.1% |
| 短期大学 | 0校 | 14校 | 278校 | 95.2% |
| 高等専門学校 | 51校 | 3校 | 4校 | 6.9% |
| 専修学校 | 8校 | 175校 | 2,774校 | 93.8% |
幼稚園は私立が 71.9%、幼保連携型認定こども園は 86.1% です。就学前は私立が中心で、そのあと小学校で 98.3% が公立になり、高等学校で私立が 29.9% まで戻ります。進むにつれて選び方の性質が変わるのは、この割合の動きが背景です。
高等教育はさらに違います。大学は私立が 77.1%、短期大学は 95.2%、いっぽう高等専門学校は国立が 87.9% です。高専は国が作った仕組みで、数も 58校しかありません。近くにあるかどうかで選択肢に入るかが決まります。
国立の数はもともと少ない
国立は全体で 395校です。小学校 66校、中学校 67校、高等学校 15校で、多くの県に1つか2つしかありません。大学に附属する形が多いので、県ごとの一覧で場所を確かめるのが早いです。
特別支援学校はほとんどが公立
特別支援学校は 1,204校で、公立が 1,143校、国立が 45校、私立が 16校です。分校が 132校あるのもこの学校種の特徴で、通学の距離が長くなりやすいことの裏返しです。
「学校コード」一覧の学校種には「特支盲」「特支聾」「養護」の3つの名前が入っています。2007年に特別支援学校へ一本化された名残なので、このサイトでは1つにまとめていますが、もとの値は学校ページに残しています。束ねたことを隠すと、もとのデータと突き合わせられなくなります。
専修学校と各種学校
専修学校が 2,957校(私立 93.8%)、各種学校が 945校(私立 99.5%)です。どちらもほぼ私立で、公立の選択肢がほとんどありません。専門学校は専修学校の中に入っています。
よくある質問
設置者で学費はどれくらい違いますか
このサイトには学費が入っていないので、比べられません。各学校の案内か、自治体・国の制度の案内で確かめてください。入っていない数字を目安として書くことはしていません。
国立の学校に入るには試験が要りますか
入学の方法はもとのデータに入っていません。学校種と設置者によって違い、抽選を含む学校もあります。各学校の募集要項で確かめてください。
国立が0校の学校種はありますか
短期大学と各種学校です。短期大学は公立 14校・私立 278校、各種学校は公立 5校・私立 940校で、国立はどちらも0校です。公立が0校の学校種はありませんが、高等専門学校の公立は 3校しかありません。県ごとの一覧で場所を確かめてください。
あわせて読む

学校の選び方
進学先や引っ越し先を考えるとき、何から順に見ればよいか
学校の選び方|家から近い順に見る前に決める4つ

学校種13の違い
幼稚園とこども園、中学校と中等教育学校は何が違うのか
学校種13の違いと、同じ年齢で選べる先

大学の選び方
大学の規模を数字で比べたいのに、なぜ全校分そろわないのか
大学の選び方と、学生数が分かる大学が限られる理由
この記事のもとにしたもの
- 文部科学省「学校コード」(学校コード一覧)
https://www.mext.go.jp/b_menu/other/gakkou-code/index.htm
数字は表示するたびに掲載データを数え直しています。 入っている版と欠け方は 出典と作り方 にまとめています。